小海線全線開通80周年(佐久鉄道開業100周年)事業 |
小海線は1935(昭和10)年11月29日に信濃川上(川上村)―清里(山梨県北杜市)間が開通したことで、小諸(小諸市)―小淵沢(北杜市)間の全線がつながりました。前身の佐久鉄道が小諸―中込(佐久市)間で開業してからは、今年8月8日で満100年を数えます。
小海線80周年に関連しては既にJR東日本が、同線をかつて走っていた車両の色を復元して運行中です。南牧村と村教育委員会も、鉄道研究家塚本和也さん(82)=東京=の写真展を、村美術民俗資料館で開き、11月までに3期に分けて展示します。節目の日に向かって、徐々に盛り上げを図っています。
JR小海線の沿線自治体などでつくる「小海線沿線地域活性化協議会」(会長・菊池幸彦南牧村長)は、今年11月に全線開通80周年を迎える同線の記念事業を計画しています。沿線には天体観測施設があり、星空が美しいとされる佐久地方。JRとして最も標高が高い地域を走る鉄道と、地域の観光資源として売り出している星空とを組み合わせながら、一過性に終わらないイベントを目指します。
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