コロナ禍の中で商店街や観光地が大きな打撃を受けています。今回は緊急事態およびまん延防止規制解の合間に白川郷と 金沢市内観光名所の観察をして来ました。
白川郷は日本の原風景ともいうべき美しい景観の合掌造り集落が評価され、1976年に重要伝統的建造物保存地区として選定 され、1995年には五筒山と共に白川郷・五筒山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。世界 遺産に登録されたことで知名度が増し、国内外から多くの観光客が訪れている場所です。
 また、金沢は2015年3月に北陸新幹線長野金沢間が開業し、東京から約2時間30分というアクセス向上で多くの 観光客が訪れています。

白川郷の様子


 夏休み期間中の週末にも関わらず閑散とした様子でした。おみやげ屋の店主にお話を伺ったところ「コロナ禍になってから客足 は減るばかりです。特に外国人観光客がなくなった事が大きいです。」と言ってました。 インターネットやSNSで情報は簡単に手に入りますが、実際の目で体で体験するべき世界遺産にも暗い影が伸びていました。

金沢市街地の様子


 本来なら食事時の夕方、「ひがし茶屋街」や浅野川沿いの「主計町(かずえまち)茶屋街」など風情ある料理屋や茶屋が立ち並ぶ エリアは人で賑わいますが、今回は閑散としています。金沢城や兼六園など定番の観光スポットにも観光客は少ない様子です。観 光のおみやげ(海産物)や市民の台所として賑わう近江町市場の人もまばらでした。

早く日常生活パターンが戻ることを願います